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2010年1月28日 (木)

東京キッド

朝、ラジオを聞いていたら『東京キッド』が流れてきた。美空ひばりの歌で有名だが別の歌手が歌っていた。
「歌も楽しや東京キッド いきでおしゃれでほがらかで 右のポッケにゃ夢がある 左のポッケにゃチュウインガム 空を見あげりゃビルの屋根 もぐりたくなりゃマンホール…」 、2番の歌詞も最後は「…もぐりたくなりゃマンホール」だ。作詞は藤浦洸(余談だが、藤浦洸も馬込文士村の住人だった) 。
私の子供のころ流行した歌だが、今も頻繁に歌われている。私は長い間、東京キッドはマンホールで遊んでいるのだと思っていた。「マンホール」の意味を理解したのは、かなり大人になってからだ。身寄りのない子供たちが雨風や寒さを避けてマンホールで寝泊まりしていたという事実。それはヴィクトリア時代のマンチェスターやリバプール、ロンドンにもいたし、チャウシェスク時代のルーマニアにもいた。世界のいたるところ、戦火のなかにいる子どもたちは今もマンホールに寝泊まりしているかもしれない。日本の親は「マンホール」の意味を子供たちに伝えているだろうか…。

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