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2010年9月21日 (火)

宮川ひろ講演会

 深川江戸博物館の小劇場で宮川ひろさんの講演会があった。今年のお誕生日で88歳になる宮川さん、1時間半以上も穏やかで独特な口調で聴衆に語りかける。2年前に初めてお会いし、私の訳書も読んで下さり、それから何通か手紙をやり取りしたが、それぞれの手紙も心のこもった優しい丁寧な文面だった。
 宮川さんは25件しかない川沿いの集落に生まれ育った。本も絵本もなく幼年時代を過ごしたが、冬の炉端で大人たちが話してくれた楽しい話のひとつひとつが輝くような作品(童話)だったという。私は小学生の頃から、宮川ひろさんのファンだ。今回もまた子供に語り聞かせることの大切さを教えて頂いた。
 2010年になって宮川さんは新作童話を2冊出版している。そのひとつ『さくらの下のさくらのクラス』を読んだ。非常にリアリティーのある童話だ。昨今はファンタジーばやりだが、この作品のように人としてどう生きるべきかということを丁寧に教えてくれる童話が、本当はとても大切なのではないだろうか。

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