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2010年11月26日 (金)

アジア大会・1958年東京

 1958年の5月、東京でアジア大会が開かれた。東京オリンピックは1964年だから、その6年前だ。
 当時大田区雪ヶ谷に住んでいた私は、小学校に入学したかしないかくらいの年だったが、アジア大会のことをとてもよく覚えている。それは祖母(母の母)が開会式に出場したからだ。出場といっても個人的なものではなく、たくさんの人に交じって同じことをする、いわゆるマスゲームに出場したのだ。祖母は東京府立第3高等女学校(現・駒場高校)の卒業生として、第3高女名物の「コチロン」というダンスに加わった。
 当日は、駅前通りにあった「長寿庵」というお蕎麦屋さんに行き、お蕎麦を食べながら小さな白黒テレビの前で目を凝らして祖母の姿を探したが、ぜんぜん認識できなかった。何だかハンカチのようなものを振ってダンスをしていたような記憶があるが、それは思い違いかもしれない。
 テレビは祖父母の家にはあったが我が家にはなかった。アジア大会の少し前から全国に普及しはじめ、東京オリンピックが開催された年にはどこの家にもテレビがあった。東京タワーは1958年にできたのだから…そういうことなのだろう。今、私はほとんどテレビを見ないが、アジア大会のニュースを懐かしく聞いている。

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