« Dr.C.H.と甲府 | トップページ | 『わし姫物語』7 »

2012年11月13日 (火)

セアカゴケグモ

ベランダのセアカゴケグモ・1997年シドニーで撮影

川崎でセアカゴケグモが見つかったとニュースで聞いた。日本では15年以上前に大阪ではじめて発見されたが、その後も生息していたらしい。セアカゴケグモはレッドバックと呼ばれ、オーストラリアではよく知られた蜘蛛だ。毒蜘蛛なので気をつけなければならないが、ファネルウエブよりは毒性が弱い。
オーストラリアでは、蜘蛛を見たとたん家族全員で心ゆくまで踏みつぶす、という光景をよく見かける。何でもない普通の蜘蛛まで、ただ蜘蛛というだけで、まず父親が次に母親と子どもたちが…と、紙みたいになるまで踏まれなければならないなんで、本当に気の毒だと思ったものだ。
一度、我が家のベランダでもレッドバックを見た。そうめったに出てくるわけではなかったので、ジャムの空きビンに入れて棚の上に置き、1週間ほど眺めていた。8本の細い漆黒の足、丸い小さな背中に紅の星を置いて、何を考えているのかわからない神秘的な雰囲気を漂わせながら、時々その長い足を幽かに震わせている美しい昆虫。ファネルウエブの毛むくじゃらでいかにも悪そうな風情とは違って、本当にチャーミングだった。

|

« Dr.C.H.と甲府 | トップページ | 『わし姫物語』7 »

昆虫」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/192606/56108324

この記事へのトラックバック一覧です: セアカゴケグモ:

« Dr.C.H.と甲府 | トップページ | 『わし姫物語』7 »