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2017年1月 8日 (日)

宴のあと

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旗が岡神社

 

クリスマスもお正月も賑やかに過ぎた。静まり返った家のなかを見まわし、今後のことをぼんやり考える。

毎年、この時期は眠れない。いくら遅く寝ても必ず明け方の3時半に目が覚めてしまう。これは夏も同じだ。夏と冬は夜の闇が深いように感じる。深い闇の底へ落ちてゆくような眠り……それは春や秋にはない気候や気温による物理的要因によるストレスなのかもしれない。いくら室内の温度を調節しても、身体に感じる気温の違和感はごまかすことができない。

けれども眠れない原因は、どちらかというと物理的なものより精神的なものにあるような気がする。眠れない、ということは辛いことだ。眠れないと、つまらないことを考えはじめるからなお眠れない。ふと目覚めた深夜、次第に意識がはっきりしてくるとともに、よみがえるさまざまなできごと……、でもそんなとき、明るく前向きに物事を考えることは難しいだろう。苦しかった思い出、悲しいできごと、仲違いしてしまった人たちのこと、さまざまな心配。やがて明日の希望も潰えて、行きつく先の死を無意識のうちに思い描く。

だから私は目が覚めるとすぐに明かりをつけて本を開く。目が覚めてしまったら無理に眠らなくても良い。目が疲れてしまったときはラジオを聞く。おおかたラジオは面白くないが、それでもどうにもならないことを考えているよりましである。昨日は原田康子の短編集をひろげて『愛しの鸚鵡』と『海を射つとき』を読んだ。

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