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2017年8月

2017年8月29日 (火)

ジョージ・セル指揮・クリーブランド交響楽団

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私が大学生の頃、クラシック音楽に興味のある友人たちは、ヨーロッパの楽団の演奏を好んでいたように思う。ベルリンフィル(カラヤンの指揮だった)やウィーンフィル、パリ管、BBCとか、チェコフィルなどだ。確かに私もヨーロッパのオーケストラのレコードをけっこう持っていたが、実はアメリカのオーケストラの演奏に新鮮なものを感じていたのだ。クリーブランドやシカゴが全盛で、同じベートーベンやブラームスでも、ヨーロッパのものより少しテンポが速く、音色が明るくて軽快で、演奏者の指がよく回るという印象。ただでさえ暗い事ばかりを考えがち(私だけだったかもしれないけれど)な青春時代に、ぱっと光が射すような気がしたものだ。今朝、久しぶりにFMでジョージ・セル指揮・クリーブランド交響楽団の『フィガロの結婚』(モーツァルト)を聞いて、当時の気持ちを懐かしく思い出した。

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2017年8月19日 (土)

地震・雷・火事・おやじ

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「地震・雷・火事・親父」という言葉をふと思い出した。外はものすごい雷雨だ。窓ガラスを打つ雨がピチピチと異様な音を立てているのでよく見ると、雹が混じっている。雷は天上高く駆け巡り、雷鳴は少し遠のいたかと思うと頭上から落下し、稲妻は薄暗い部屋のなかを一瞬青い閃光で染め上げる。今年の夏はじめての激しい雷雨だ。

ところで「地震・雷・火事・親父」なんていう言葉は、今の子どもたちは知らないだろう。地震や雷や火事は今でも確かに恐ろしい災害だが、昔は「おやじ」の存在も災害みたいなものだったのだろうか。確かに、災害そのもののような「おやじ」もけっこういた。ひどいおやじは徹底的にひどかったが、この言葉はそういう意味ではない。おやじは一家の主人で特権がありコワイ人だったのだ。なかには横暴で我儘で身勝手なおやじもたくさんいただろう。今もいるかもしれないけれど、そういう人は家族から評価されないし、まずとても少ない。今は昔のおやじみたいに威張っていたら生きていけない世のなかなのだ。それにしても、ひどい雷雨……。

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2017年8月14日 (月)

誕生日

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誕生日祝いにスペイン料理を堪能

*写真は修善寺のO・F・ホテルの花のサラダ

 

夏がきてまたひとつ年をとった。子どもの頃の誕生日は、ただ晴れがましくて嬉しくて、はやく大人にならないかなぁ、と思っていた。青春時代は誕生日というだけでなぜか無性に感動的、流されていく陶酔感のようなものがあった。30歳代中ごろから、希望や願望とともに、節目として過去の反省なども加わった。そして今は……さしたる感動も願望もなく、かといって反省してみても手遅れなので反省もいい加減。

でもよくよく自分の心に聞いてみると、たったひとつ、これまでになかったものがある。それは私なりの使命感だ。生きることは尊い。なぜならひとつの生命は他のたくさんの生命に支えられているのだから。私たちの日常生活は、動植物の生命を犠牲にして成りたっている。人間だけではない、地球上のすべて、どんな生き物も他の生命を吸収しなければ生きていけない。

そう…だから、生きている限り、私のささやかな使命に忠実であれ、そして感謝して生きよ、と……誕生日のひとりごと。

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2017年8月12日 (土)

巣をかける蜘蛛

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久しぶりに蜘蛛が巣をかけるところを見た。40分ほどで大きな美しい網ができあがった。林のなかに佇み、白い霧を含んだ蜘蛛の糸が鈍く光っているのを眺める。網に比べて蜘蛛はそれほど大きくはない。多分、珍しくもない蜘蛛なのだろうけれど、あまり見たことがない。女郎蜘蛛や家幽霊蜘蛛はよく見かけるが色や形が違うし、草蜘蛛は網の形が違うから、この蜘蛛はなんだろう……。それにしても、一心不乱に網をかけていく姿は感動的だ。

私が子どもの頃には、東京の大田区にも自然があって、わが家の庭にもヘビやトカゲがいて、よく石の下に小さな白い卵を見つけたものだし、夜はガラス戸にヤモリが張り付いていた。無花果の木にはカミキリ虫がギイギイ鳴いていたし、チョウやトンボやハチが花壇の周りを飛び回り、裏庭には蟻地獄があった。みな大好きなamigoだった。その中でも、私は蜘蛛に一番興味があった。それは私にとって一番「不思議な生き物」だったからだ。あんな小さな体から長い白い糸が出てきて、それを道具も使わずに上手に編み上げて餌を捕る。なんて素晴らしい!本当に!!

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2017年8月 3日 (木)

いとこ同士

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3日違いで生まれた小学1年生の孫娘ふたり。大人がビール片手に盛り上がっている部屋から出て、子どもの図書コーナーに坐った。

お茶を飲みながら世間話しに余念がない。小学校は違うのに、共通の友だちがいるらしい。

G1「私ね、**ちゃんっていう子とお友だちなんだけど、**ちゃんてすごく絵が上手なの」

G2「あっ、知ってる。ヤマシタ**ちゃんじゃない? すごく絵が上手な子」

G1「やだ、なんでヤマシタ**ちゃんのこと、知ってるの?」

G2「だって、ピアノで一緒だもん」

G1「そうなんだ、**ちゃんてピアノも習ってるんだ」

G2「でも、はじめたばっかりでね、まだ少ししか弾けないの」

……というような調子だ。女の子って小さい時からおしゃべりが好きなのね。

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2017年8月 1日 (火)

「ことり」という名の金魚

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気がつけば8月。7月はいったいどこへ行ってしまったのだろう。「忙」という字のじゅうたんに乗って、空の彼方に飛んで行ってしまったのかしら……。

5年前、近所の神社の夏祭りで孫がすくった赤い金魚が、この5年間で5倍の大きさになり、ガラスの水槽もこころなしか狭くなってしまった。

庭の池に放そうかとも思ったが、その前に玄関先にある陶器の水槽に他の金魚と一緒に入れて様子をみることにし、数日前の朝、放した。他に赤い金魚が2尾と黒いぶちで尾が長い金魚がいるのだが、「ことり」に比べてすらりとスマート。毎朝、ガラスの水槽に私が近づくと飛び上がって餌を要求するので、定期的にやっていたのだが、どうしてこんなに……。本当に「ことり」はかなりの肥満体!夕方見に行くと,ホテイソウの影に隠れて出てこない。私のことはよくわかっていて、いつも私を見るとすぐに寄ってきたのに、新居が気に入ったから戻りたくないというわけか。

それにしても変わった金魚で、雌だというのに気が荒く、鯉の滝登りのように水しぶきを上げて水面から跳ね上がる。そして、水草を浮かべておくと全部食べてしまうというサラダ好きだ。昨日はやっと姿を見せ、おっとり穏やかに泳いでいたので一安心。

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