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2018年2月 4日 (日)

『ダフニスとクロエ』・ロンゴス

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パリ・オペラ座の天井画・シャガール画

 

『ダフニスとクロエ』を読んだ。ルーブルの美しい彫刻やラヴェルのバレエ音楽、そして三島由紀夫の『潮騒』や北杜夫の『神々の消えた土地』は、この物語を念頭に置いて創作されたものだということは知っていたが、『ダフニスとクロエ』そのものがどういう物語なのかは知らなかった。今回、ある方からシャガールのリトグラフ『ダフニスとクロエ』42枚を紹介され、読まなければ!という気持ちになった。舞台はエーゲ海のレスボス島。親に捨てられ山羊に育てられたダフニスと、同じ境遇で羊に育てられたクロエの恋物語だ。ふたりは、恋敵に邪魔されたり、海賊に襲われたり、戦争に巻き込まれたりとさまざまな困難に出会う。けれどもついに、ダフニスはミュティレーネーの大富豪ディオニューソファネースの息子で、クロエもまた富豪メガクレースの娘とわかり大団円となる。これはギリシャ語の小説で作者はロンゴス。3世紀ごろに書かれたという。
昨日の朝、『ダフニスとクロエ』のことを教えて下さった方から小さな荷物が届いた。なかには1冊の本、英語版『シャガール・色彩と音楽』が入っていた。彼女は私が尊敬する先輩のひとりで、シャガールを愛するとてもエレガントな女性だ。高校も大学も同窓で、ロンドンにも長い間住んでいらした、私の先を行く方である。

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