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2018年11月11日 (日)

ニューヨーク*ニューオーリンズ旅行

朝、熱を測ると35度8分、どうやらやっと平熱に戻ったようだ。ニューアーク空港からニューオーリンズへ向かう。飛行機が出発する20分前にほとんど全員が着席し、出発直前にはすべての人々が窓のシャッターを下ろす。真昼だというのに機内は真っ暗だ。これはアメリカの習慣なのか…不思議である。飛行機のなかの「しきたり」も国によって違う。たとえばスペインでは目的地に着陸すると機内に必ず大きな拍手が湧き起こった。これもまた不思議である。飛行機は午後2時20分にニューオーリンズに到着。3時間のフライトだったが1時間の時差がある。
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蒸気船から見たジャクソン・スクエア方面

長いあいだ心のなかだけに流れていたミシシッピー川をはじめて見た。1812年、蒸気船ニューオーリンズ号がここに到着し、ミシシッピーの水運を切り開くきっかけになった、と案内板にある。ジャクソン・スクエアに建つ北米最古の教会といわれるセントルイス聖堂近くの船着場から、蒸気船ナッチェズ号に乗ってミシシッピー川をさかのぼる。沿岸には工場や倉庫が並び、川の水は茶色く濁っているが、その広大さは比類ない。私にとってミシシッピー川といえば、やはり少年少女のための冒険小説、マーク・トウェインの『トム・ソーヤ-の冒険』や『ハックルベリー=フィンの冒険』だ。トム・ソーヤ-もハックルベリー=フィンもミシシッピー川添いの村で生まれた子どもで、物語の舞台もほとんどがそこだ。まさに南部の奴隷解放の時代……川風に吹かれながらさまざまなことを思う。

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蒸気船ナッチェズ号

マーク・トウェインの古典的な冒険物語も素敵だが、ニューオーリンズはジョン・グリシャムの小説『ペリカン文書』の舞台でもある。ニューオーリンズの女子大学生が主人公。ルイジアナ州の湿地帯に棲息するペリカン保護に尽力した人々が次々に殺されるが、黒幕はそこに石油施設を作りたい人々だった。飛行機の上から見おろすと広大な湿地帯が見えた。あそこにペリカンが棲息しているのか……。ペリカンといえば、オーストラリアにもいっぱいいる。シドニーの魚市場に隣接する船着場に群れをなしてやってきて餌をあさっていた。大きいが人懐こくて可愛い鳥である。

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結婚式の行列

フレンチ・クオーターのレストランに入って食事を始めようとした時、突然外が騒がしくなったかと思うと、店の人たちも食事中の客たちも外へ飛び出していった。何ごとかとみれば、結婚式の行列だった。花嫁花婿を先頭に、先導する人たちとブラスバンド、その後に式の参列者が老いも若きも踊りながら白いハンカチを振って街路を練り歩いてくる。鳴り物入りの陽気な一団が近づいてくると、沿道の人たちは大きな拍手で祝福する。
ニューオーリンズでは咳に悩まされながらも、蒸気船に乗ったり昆虫博物館を見たり、Voodoo人形やタバスコなどのお土産を見ながら町を歩いたりして数日楽しんだ。ニューオーリンズ空港からニューヨークに戻ったのは夜の10時半。ニューヨークは霧。

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